ブレーキディスクの形状!
ブレーキディスクの形状は、
車両メーカーや車種によって異なる場合がありますが、
一般的には以下のような形状があります。
ソリッドディスク
ソリッドディスクは、均一な厚みを持つ円盤状のディスクです。
この形状は一般的な乗用車や商用車に使用されます。
ディスクの外周には通気孔や溝がなく、熱を放散するための冷却効果は限定的です。
ベンチレーテッドディスク
ベンチレーテッドディスクは、中央部に複数の翼(フィン)を持つディスクです。
フィンはディスクを二つの部分に分割し、空気の流れを促進します。
これにより、ディスクの冷却効果が向上し、高負荷時にもブレーキ性能を安定させることができます。
ベンチレーテッドディスクはスポーツカーや高性能車によく使用されます。
スリットディスク
スリットディスクは、ディスク面に直線状のスリット(溝)が刻まれたディスクです。
これにより、ブレーキパッドとの摩擦面積を増やし、熱の放散を促進します。
スリットディスクは高負荷時の熱効果を向上させるために使用されることがあります。
ドリルドディスク
ドリルドディスクは、ディスク面に穴が開いているディスクです。
穴は通気孔として機能し、熱を放散すると同時にブレーキダストや水の排出を助けます。
ドリルドディスクはスポーツカーや競技車両によく使用され、軽量化と高い冷却効果を追求するために選択されることがあります。
これらは一般的な形状の例ですが、車両メーカーによって独自の形状やデザインが採用されることもあります。